アフリカ・キリマンジャロ紀行
第一日目 12月25日

クリスマスの日になった今日、仕事を終えてすぐに夕方7時東京行きの長距離バスに乗り込む
翌日朝11時のフライトだ
予定東京駅到着時刻は朝7時30分
予定通りならうまく間に合う
松山は冷えてみぞれまじりの雨が降っていた
これは山は雪だな・・・・

第二日目 12月26日

目が覚めると運転手が通行止めの連絡を受けてセンターからの指示を受けている
事故らしい・・・・・
カーテンが閉まっていて外が見えずどこを走っているかわからない
やばいかも

高速道路を降りてしばらく走るとトラックが渋滞している未明の時間にだ
やっばー


ずいぶん明るくなってから富士山が見えてきた
そして富士川サービスエリアで停止し休憩
もうあきらかにフライトには間に合わない状況
朝食のかわりなのか、乾パンが出てきた

若い運転手によると、事故渋滞、雪、通行止めによってここまで遅れたのはいまだかつてないとのこと
疑ってはみたが、出てきた非常用乾パンの製造が96年になっていたので真実味が出てくる・・・
ちなみに乾パンは5年もつ

バスのトイレから企画者の麻奈さんにPHS(H”)で連絡する
うまくつながった
九州のど田舎の高速道路でもトンネル以外で使えたのでPHSもあなどれない
麻奈さんとは会ったことがない
京都でのマイケル・J・ローズのセミナーで知り合った、今回のツアーに参加する道家夫妻の友人らしい
日本人の参加者は9人だ
顔ぶれは道家さん夫妻と翻訳家・山川亜希子さんしかしらない
たぶん精神的な方面のかたがたが多いのだろう

麻奈さんがチケットを頼んだ道祖神に連絡を入れてくれた
キリマンジャロ行けなかったらどうしよう・・・・
向こうで渡すはずのドルの現金がたっぷりあるので雪の北陸・北海道一人旅でもしてこようか・・・

何度か連絡をとりあっているうち、明日の便に空席があることがわかった
しかも好都合なことに麻奈さん達は27日、明日の便で向かうことになっていたのだ
俺がチケットを頼んだときには27日の便が満席だったのである
ラッキー俺はツイてる
ところがである
道祖神さんと直接連絡をとってみるとチケットを直前にキャンセルするのに2万円かかり、それが払い戻されるのにひと月ぐらいかかる
そして新たにチケットを再購入しなくてはならない
再購入するチケットの価格とキャンセル代金を含め30うん万円を請求されてしまったのである
差額でいいじゃないかと言ったのだがそれではいけないそうだ
「そんな急に30万円なんて用意できませんよ、銀行のキャッシュカードは家においてあるし、他のツアー参加者にお願いするわけにもいかないし・・・・・」
またもやピンチである


急に30万円以上もの現金を今日揃えないとならない
迷っていた
クレジットカードを持ってきている
それらをキャッシングで満額引き出せばおそらく大丈夫だろう
しかしそれでいいのか?
カードでそんな大金を借りるぐらいならあきらめたほうがよいのでは・・・・



富士川SAを出て車が渋滞している
400m進むのにもう30分かかっている

ところがあせってはいない
どうにかなるんだろうと楽観的になる
すべての時を楽しむことに決めたのさ
どうにでもなれって奴だ
ちょうどそのときに読んでいた
人生は廻る輪のように
(エリザベス キューブラー・ロス)
の中にこの一文を見つける
「望むものがあたえられるとは限らないが、
神はつねにその人が必要としているものをおあたえになるのだ」

なんだか胸にじんとくる

しばらくして道祖神より連絡が来る
俺は他人のじゃまにならぬように、自分があせっていることを人に悟られぬように、電話がなるたびに狭いバスのトイレに身をひそめる
「さっきよりよくなりました。実はワールドビジネスクラスで計算していたんです。金額も差額でよくなりました。6万円です」
ふーぅ、これなら持ちこたえられそうだ。
座席の確保もできた
本当なら麻奈さんたちより一日早い便(ケニアのナイロビ−オランダアムステルダム−成田)に乗って一日遅い便で帰るよていだった(申し込み時点では満席だったのだ)が、行きも帰りも同じ便にしてもらった(キリマンジャロ−アムステルダム−成田)
帰りはケニアのビザがあるのでナイロビから帰ってもよかったが、またのやっかいごとはごめんである
(ケニアのとなりタンザニアにキリマンジャロがあります)

12時30分
ようやくバスが東京駅に到着した
5時間遅れである
2度と使うか!と決心するが帰りのバスチケットは買ってしまっている・・・・
もうくたくた

すぐに道祖神オフィスに向かう
チケットを返却しないと余計な料金がかかるそうだ
6万円は仕方なくクレジットのキャッシングを使って引き出す

7時に新しいチケットが発給されるのでそれまで東京をぶらぶらする時間があったが、疲れと東京で遊ぶ方法を知らないので道祖神でインターネットをしたり本を読むか食事に出かけるだけで時間をつぶす
バス酔いにもなってしまったようだ
これは今日の飛行機のらんでよかったわ

成田空港に向かい道家さん夫妻と松田さんに合流する
彼ら(彼女ら)たちは名古屋方面出身で航空機出発の前日は空港ホテルに泊まって確実に出発するという安心な方法をとっていたのだ
感心である

俺は道家さん夫妻の部屋にお邪魔して寝袋で寝ることにした。ありがとう道家さん。

第三日目 12月27日

成田空港で麻奈さん増田 さん(マッシー)、亜希子さんとも合流
合計7人でオランダ・アムステルダム行きに乗り込む

「最初っから大変だったね」
「これで厄払いになったよ。もう大丈夫」

残り三浦さんと佐々木さんは現地で落ち合うことになっている

成田空港からジェット機は飛び立つと仙台あたりを通り抜けシベリアにむかう

シベリアはおそらく初めて飛んだだろう
まったいらな平地を凍った川がぐにゃぐにゃと地平線まで続く
印象的だった

同日15時アムステルダムに到着
時差が8時間あるので約12時間飛行したことになる
バスの12時間とは違い、食事やドリンクのサービス映画があるのが長旅を疲れにくくしてくれる

アムステルダムでは麻奈さんの友人が出迎えてくれた
キリマンジャロ空港への飛行機は明日なので近くのホテルにとまることになる


アムステルダムの列車

日本時間だと23時になっているので体はすこしだるい気がするが時差ぼけ対策には明るいうちは歩いていたほうがよいというので市内見物をし、チャイナレストランで夕食にする
中国の人はすごいとおもう
どこの国にでも店を出すし、しかもどの店の店員さんも愛想とか丁寧というものがない
だがマニュアルどおりの笑顔や挨拶を強制されたチェーン店の人より人間的でいけてると思うよ

そのあとにちょっと怪しげな照明のついたカフェに行き写真撮影
食事中に店内の入り口のほうで喧嘩があり若いのが警察に引っ張られていった


オランダはマリファナが自由といわれているが、EUに加盟した後に規制がされてきたそうである
それでもそういう喫茶店に行くとマリファナのにおいがぷんぷんするそうである
このお店でも少しにおってきたそうだ
ちなみに俺はマリファナ(大麻)を麻薬だとは思ってない人である(吸ったこともなければ吸いたいとも思わないけどね)
気になる人は大麻堂をみてみよう
タバコのほうが不健康だとおもっている

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