八日目 2003年1月1日

朝になると雨はほとんど止んでいた
サファリでお正月
な・なんか、お正月気分になれない・・・・・・・・
ところが朝の挨拶は「明けましておめでとうございます」なんだからやはり日本人は捨ててないのである
朝食は私達で雑煮を作ることに決まった

もはや日本の常識は忘れ去られていたのか?・・・・
雑煮はすごくおいしかった
だが同時にスイカやコーヒーを食べてもほとんど平気だった
(写真を見て異常に気づきました)


彼らが昨日の夜の守護をしてくれたマサイ
夜に焚き木を見ていたら突然ドンッという音がして槍が地面に突き刺さった
そこにマサイがいたのだ
闇夜にサンコンとは言ったものだ(笑)


キャンプ地で記念撮影

今日の移動の際、俺は緑の車を遠慮して白のランドクルーザーに乗ることにした

こっちのほうが乗り心地がよさそうなのと、まだ乗ってなかったので乗りたかったのだ

今日は大丈夫だろうかと心配したが、とても軽快に草原を走る
突然何かを指差して猛然と山のほうに車が向かいだした
チーターがいるそうである
さすが彼らは一番に見つける
ようやくこっちが確認できたときにはかなり近づいていた
母親と子供のチーターだ子供は5匹ぐらいいる

(道家さん撮影)
子供らは毛が黒くていかにも子供っぽかった
子供は元気に車から逃げ回ってた
チーターにとっては迷惑な話である
こっちはごきげんに追い回していた
母親はその子供がどこへ行ったかわかるように見守っていた感じだった
「これでビック5全部そろったー」と大喜び
実はビック5というのは
ライオン、ゾウ、バッファロー、サイ、ヒョウのことでチーターは違うんであることをそのとき誰も知らなかった


見晴らしのいい高台に車で登ってきた

居心地のよい石を見つけて草原を見渡す
するとすぐにどこからともなくマサイがやってきた
道家さんの写真です
マサイはほんっとにどこからともなく、フッと現れる
(上の私の写真右側に小さく来ている姿が写っています)
観光客が来ると何か交換することができるのを楽しみにしているのかな?
目的はよくわからない
ちなみにここでは現金は喜ばれない
彼らはすごく礼儀正しいので笑顔でそばにいるだけだった
町に近いほど物を売りつけてくる人が増える

キリンの群れを見つけた
大きな群れだ

車から逃げようとするが、なんとも優雅に移動する
キリンの動画はこちら

道家さんの写真 日付がずれています
キリンの群れをバックにする順子さん
とっても元気


長い道のりを超えてセレンゲティ国立公園の入り口を見つけ、看板の前を横切り道なき道を進んでゆく
ちゃんとした道あるんだから通れよ!
きっと誰もが思っていただろう・・・・・
とはいえ普通の道は大勢他の車がいて埃っぽいのだ
私ら、かなりワイルドなツアー客なのでは・・・・

飛行場に向かう
ここからアリューシャまで車で戻るのには道が悪く時間がかかりすぎるそうだ
ホセが前回したツアーではそれをセスナを使ってひとっとびしたら好評だったので今回もやろうということになっていた
オプション料金で160ドルかかるがホセちんのことである たとえ閉所&高所恐怖症でセスナが大嫌いでも拉致してでも連れて行かれるだろうということは皆わかっていたので素直に了解した

飛行場の近くでランチをとることにした

川のそばだからなのか、けものの死体があるのか、ハエがものすごい量いるのにうんざりした
それでもたった2日間のキャンプでたくましくなった私達は手でハエをはらいのけながらもそこで食べる

ランチボックスにはジンジャービスケットが入っていて生姜の味がかなり濃いので気に入らなかったが登山のあいだ何度もジンジャービスケットを食べるはめに(それしかないときが何度もあった)なったので最後にはアフリカを思い出す懐かしい味になったのである


セスナに乗り込む かなり大きく清潔な新型セスナでびっくり

いよいよセスナに乗り込み草原の滑走路を静かに舞い上がる
低い木々の間にシマウマが時々見える

マサイ達と登ったナセラロックの上空を飛行する

眼下にンゴロンゴロのひとつの火山が見えてきた

てっぺんが平らで人が住んでいそうなほど(とてもいられないけど)きれいな火口だった
眼下に広がる風景に魅了され右に左に移動する私達

遠くで雨が降っている場所が一目でわかる
人のあまり住んでいない地区の畑はなだらかなカーブを描いて自然に溶け込んでいるが、街へ近づくほど直線的な風景になっていった


アリューシャ空港に到着

空港に到着するとキリマンジャロ空港で乗った会津若松市のバスが待っていた
空港から市内に向かう 今日はお正月なので人通りが多く着飾っている人が多い
お正月は昼間からバーで騒いでいるのが好きらしい

時間があるのでみやげ物屋に寄ることになった
ところがお正月なのでみやげ物専門の通りしかお店をしていないのでそこにした
ぼったくられるのに注意が必要だそうだ
バスがそこへ到着すると若い売り子の男の子がじゃんじゃんやってきて商品を見せる
それをみてうんざりする人もいた
通りに入ると男の子が英語で「うちの店に来ないか、安くしとくよ」
と何人も集まってくる

ここでカリンバを買った 指先をつかって針金をはじいて音を出す楽器だ
4000タンザニアシリング(約4ドル)で購入した 最初の提示額よりも半額ぐらいにはなった
もっと下げられる気はしたが「そこまでせんでええやん」という気持ちと売り手の熱意、そして音が良かったのだ
高校生ぐらいだとは思うが人なつこくて元気があって俺は好きだな
そこから今晩とまる予定の宿に到着した 地元の利用客の多い安い宿だ
ゆっくりできるとおもきや予約していた部屋を他人に貸してしまい部屋数が確保できない 急きょほかの宿を探しに行った
さすがアフリカである
食堂でしばらく待っている間誰も飲み物を頼ずにいて、俺はすこし遠慮気味にしていたが、どうしてもビールが飲みたくなったので一番乗りに注文する 最高にうまい

宿が見つかりそこへ移動する
車中泊、テントと泊まっていたのでシャワーを浴びたい
シャワーは水シャワーだったが実に気持ちがいい
明日はいよいよキリマンジャロに登る日だ
準備をして寝ようと思ったが、外が騒がしい 元旦なので近くでダンスを踊っているようだ
スピリットダンスをやっているので音楽を聴いているとじっとしていられないたちになってしまった
下の広場におりていく 音楽は隣から聞こえてくる かなりの大音量だ
麻奈さんがホセをじっと待っていた 明日のことについていろいろ話すそうだ
俺は踊ることにした ここで踊っておけば明日の歩きが楽になるかもしれない
踊っているのは俺だけ、ホテルの従業員もはためで見てるだけ 俺はそんなことおかまいなし
アフリカ人はノリがいい人ばかりかとおもったが意外と踊る人いないんだな・・・・・・
(西アフリカの人はよく踊るみたいです 隣に様子を見に行ったホセと麻奈さんはみんな踊っているのかと思ったら、踊ってなかったそうだ)

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