2月26日

仕込みを済ませて、新聞を読んだ後ニヤニヤしながら車に乗った。行く先は坂出の鉄塔が倒れた現場。新聞に現場の下を通っている乗用車が写っていたのだ。こりゃいくっきゃない。

「おーおー倒れとる。倒れとる。ほんまに下とおれるやん。」おそるおそる下をくぐり抜けて近くに車を置いて警察官多数いたけど写真ばしばし撮った。こいつのせいで俺の部屋のガスが止まったんだから俺にも写真を撮る権利がある。(強引すぎる理屈)「それにしても普通は通行止めするぞ!」。そんなに重要な道なのか?
 
 

 

上に何があるのか知りたいのでさらに上がるとそこは瀬戸大橋や坂出市内を一望できる公園だった。そこの公園には喫茶店もある。通行止めにならんかったんは「うちら殺す気か!」と殴り込みをかけたに違いない。(最近俺の書き方が大阪弁か香川弁かわからんようになってきた)おかげでそこの喫茶店倒れた鉄塔眺めに来た人で繁盛してるみたいだ。
 

さらにそこの喫茶店がある展望台の柵には南京錠やらバイクのバーロックやらが何千もぶら下がっている。「なんじゃこりゃー」どうもここで、くさそーなせりふをささやきあったカップルがその記念に南京錠をぶら下げて帰るらしい。これもあらかじめ新聞見て知っていたが、あまりにも数が多くなって鉄柵を新しくしたそうだ。それでもこの量かよ!!松山に帰ったら早速真似しよう。(早速って相手はどうするんじゃ)
 

最初に誰が考えたんやろ。表彰もんやな。 おんなじカップルが1ヶ月ごとに来てくっつけたらしい。9個とはなかなか羨ましい。

2月27日

小麦粉に水を混ぜる機械(ミキサー)を見に、坂出にある製麺機の工場におじゃまして話を聞いてきた。ここの工場で使われているミキサーは有名なO泉でも使われているそうで、使えそうだ。

帰りにO泉に食べに行った。評判は聞いていたが、まだ一度も行ったことがない。なかなか男前の店長の真ん前のカウンターに座り、ぶっかけを注文しておでんの肉と豆腐を取ってくる。肉が固いが、豆腐はしみてない。味噌はまずい。

ぶっかけが出てきた時間は11時50分なので一番いい麺が出てくるはず。見た目はGood。食べてみるとなかなかのコシと味。さらにいえば麺がぬるい。大根は水っぽい。だしは薄い。生姜に香りがない。「麺はうまいな・・」。

午後、新しい粉を手に入れるために製粉所を訪問した。

ついにそこで他県にも中毒者がいる「山内」「宮武」「当たりや」の製粉所を見つけた。そこのうどんは黄色くて甘みが強いことで知られる。

粉は純度が低いらしく純白ではなく少し黄みががっていた。俺が今使っている粉は精製しすぎているために小麦の本来の甘みを殺している部分があるのだろう。
 

それを一袋手に入れた。決して松山の人に受ける粉ではないかもしれないが、このうどんと相性が合う奴なら確実に中毒になるだろう。

2月28日

新しい粉を仕込んで熟成している間におでん用の味噌をすり鉢と麦味噌と調味料を使って作った。初めて作ったが、これがまた

うまい!

市販品のくそ高いおでん味噌なんか化学調味料臭くて使えたモンじゃないと思えてきた。指でペロペロなめているうちに田楽いもを食べたくなって芋を吹かして焼き網で焼いてそれをつけてたべたら

これまた最高じゃ

松山一のおでんを食わせてやるぜ。田楽いももメニューに加えようかな。

できあがったうどんは「宮武」「山内」「当たりや」の様にはいかなかった。どうしてか甘みが出ない。やはりあそこのうどんは神秘だ。
 

3月5日

おーおー日記さぼっとる事さぼっとること。見ちょる人に失礼なやっちゃな。ごめん。

余り変化が無かったといえばその通りなのだが、進歩がないのは辛いな。結局は元のうどんの粉でやることにした。「あたり屋」「山内」「宮武」は神聖じゃーな。店作ってから考えよ。ま、元の粉でも香川でナンバー10には入れるからな。うどんの作り置きなしで営業する予定だから「山越」のような製麺所並みの麺を出せる。そうするとお客にも茹でる時間待って貰わないといけないが、そのかわり最高のピチピチとしたうどんを出せる。俺のうどんならレモンだけでも食べることが出来る。

俺ってうどん屋を趣味にするつもりだな。売り上げは少なくてもいいから俺が食ってうまいもんしかださん。たとえ客が多くなっても麺の量は増やさずに営業時間を減らしてしまいそうだ。無借金なので経費と生活費だけ稼げばいいしな。その分自由時間を増やしてしまおう。そして1年に1回は1ヶ月ぐらい休んで旅にいくのじゃ。そのために従業員は2人ないし3人でするつもりだ。
 

3月6日

書くこと無いからこの前手に入れた圧力鍋のレポートでも書こう。フランス製のセブで鏡面加工してあってどこに置いていてもきれいだなーと思ってしまう。

値段は9千円ほど。厚みが4mmもあるので圧力鍋として利用しなくても厚手鍋として使うこともできる。アルミ製なので重くない。

今日はこれを使って炊飯してみた。説明書通りに2合の米に対して2合の水を入れて、蓋をして上のダイヤルを回して蓋を固定する。強火で蒸気が調節弁から出だしたら5分中火にして火を止めて10分蒸らす(加圧中におもりがくるくる回るのがむちゃかわいい)。むらし終わったら蒸気を抜いてダイヤルを緩めてできあがる。

俺は電気炊飯器を使っているが、たったの15分で炊飯できてしまうとは凄いことだ。炊飯器だと1時間かかる。

できあがりはいていて美味しそう。実際に食べると芯まで火が通っていてシャッキッとした歯ごたえがある。「うまい!」。炊飯器で作った米と同じ米とはとても信じられない。これなら多少古い米でも新米並に炊きあげることができる。ヘタしたら新米以上だ。うどん屋作ったときに業務用に大きいのを買っておこう。

(注意:アルミはアルツハイマーの原因といわれているので現在ではステンレスの圧力鍋を使っています。健康はなによりも大事なのじゃ。)

炊飯器どうしようかな。いらんなったな。最近は圧力式の家庭用電気炊飯器が出てるけどそれ買うお金あったら圧力鍋が5つは買える。これはみんなにおすすめだぁ。

ついでだからあり合わせでサラダ作ったのでレシピを書こう。圧力鍋に蒸し皿をセットしてジャガイモを中火20分加圧して5分蒸らす。皮をむいて一口サイズに切る。タマネギをスライスしたものとシーチキンの缶をジャガイモと混ぜて胡椒を加えてできあがり。ま、こんなもん書かんでもつくれるか。
 

晩飯は圧力鍋で炊いたご飯を冷凍庫に入れて置いた物を電子レンジで解凍。それとマグロのたたきと野菜炒め。野菜炒めは普段からも作っているけど、レシピを見て作ったらさらに美味しくなった。調理学校へいかなくてもレシピ通りにいつも作れてしまえる。俺のセンスだな。
 

3月17日

俺は松山に帰ってきた。落ち着いたので松山の有名うどん店を食べ歩いてきた。その数3軒。腹の中うどんだらけで辛い。野菜不足なのでビタミン剤を購入。

1軒目は石手寺の近くの「久兵衛」注文を受けてから茹でて出てきた。しょうゆうどん600円は明らかに高い。その理由は20席ほどしかないのに5人も従業員がいるからなのだろうか?店は10年以上経っているらしく壁や天井の痛みが目立つ。「めんくい倶楽部」という情報誌に特選とあったが、やはり香川のうどんには遠いと感じた。開店1番で茹で湯が本調子では無かったのもあるだろう。店主は帽子をせずに麺を打っていた。髪の毛が入るぞ。

2軒目は環状線の泉大橋の近くにある「手打ちうどん越智」ここも茹でたてを出してくれた。頼んだのはぶっかけうどん400円。ネギとたっぷりのかつお節が乗っている。茹でたてなのでなかなかいける。ちょっとだしが効いていない。店内がやけに暑い。空調代をケチっているようだ。壁の色は白でほこりが突くと目立つ上に、掃除しにくい印象がある。床は木で出来ており、お金がかかってそうだが、ワックスがはげてそのままらしく、シミが目立つ。お客さんがやってきて、うどんを注文したが「すみません、今うどんが切れてあと1時間かかります」と言った。作り方になにか問題があるとしか思えない。

3軒目は2番町の「瓢月(ひょうげつ)」場所柄夕方からしか開いていない。山かけを注文した。値段は710円とくそ高いが、場所が場所だけに仕方ないのか?。冷たい麺に冷たいだしがかけてあってたっぷりと山芋を載せているさらにその上にウズラ卵。麺は作り置きだったが時間が経っていなくてきりりと麺の切り口が立っていた。麺だけ食べると非常にうまい。今日の麺の中では最高だ。山芋とだしとわさびがうまく調和している。俺のうどんと同じぐらいのレベルだ。しかし、この値段は異常。うどんの原価を松山の人は知らないで食べているのか?
 

3月24日

製麺機を作っている会社の講習会に昨日と今日、香川に出かけていた。2日間の講習で製麺機を使ったうどん作りの方法、だしの取り方、天ぷらの作り方を学んだ。だしの取り方や天ぷらの作り方は本で見ていたが、なかなかうまくいかなかった。それが実際に見てみるととても分かりやすい。

製麺機を使ったやり方でも素晴らしいうどんは出来る。だが、簡単すぎて俺のイメージしている姿ではない。やはりおれは純手打ちにこだわる。

講習会の終わりの方に近くにいた同年代の人に話しかけるとそいつは田村と山越(どっちもとんでもなく有名な製麺所です)で修行しているそうだ。俺と同じく純手打ちにこだわりを持って2年間香川で修行をして広島でうどん店をやるという。将来かなり期待できる面白い奴だ。よくよく考えてみたらとんでもない奴だな、まあ2ヶ月の独学の修行でうどん店をやってしまおうとする俺よりはおとなしいが・・・・。
 

3月30日

香川に行っていたときの写真が焼き上がったので見てみるとこんなのが混ざっていた。

同乗するなら金をくれ

と書いてある。俺にとっては爆笑もん。ヒッチハイクしているときにこんなのにはつかまりたくないのである。しかしどんなドライバーか見てみたい。

夜に2番町のうどん屋に2軒行ってきた。一軒目は香川からわざわざ粉を取り寄せているところ(香川の製粉所で聞いたので間違いない)だった。700円のぶっかけを注文するとたっぷりのだしの上に美味しそうな黄色いうどんがのっており、カマボコ、とろろ、ねぎ、厚揚げが乗っている。だしはなかなかいけていたが甘い厚揚げの味が混ざって後半はめちゃくちゃ。しかもうどんは茹で置き後30分以上は経過した物で口の中でぶちぶち切れてしまう物だった。せめて茹で置きでも一回湯せんしてから冷やした物ならましだったのに、手抜きもいいところである。

2軒目は厨房が狭く手打ちはしていない。500円の湯だめを注文。さっきよりもさらに悪い麺でこれは冷凍うどんかゆでうどんに違いない。箸で摘んだら切れてしまうし味も悪い。だしも悪い。取るところなしである。
 

4月20日

おおっ20日ぶり〜。読んでいるみなさんお待たせしました。もう見なくなったろうなぁ・・・・。読者逃げちゃったなぁ。

それはともかく何をしていたかというと、引っ越したのである。自宅の近くで安いマンションを見つけてあーだこーだしているうちに時が過ぎていった・・・・・

その引っ越した部屋は2DKで1部屋はフローリングになっている。俺は今まで1と1K(ワンルームマンション)と1DKしか住んだことがなかったので、2部屋もあることに困惑してしまった。

こうなりゃ1部屋はくつろぎの部屋にしてしまおう。今までは寝室も仕事部屋もごっちゃになっていたのでなかなか落ち着ける場所が無かった。で、どんどん思いつくままやっているうちにこんな部屋になってしまった。

電気スタンドとソファーと観葉植物そして棚にはコンポだけ。安物のソファーも電球の明かりでなかなかなもんである。

先週の土日と、先々週の土日には友達を呼んで4回もうどん大会。久しぶりのうどんで腕がなまっていたな。
 

クマさん(FM愛媛のアナウンサーだよ)が
食べてるのは新商品「エイうどん!?」。食
べられるのは一部の貴族だけであーる。(実
はパンで言う、うどんの耳。エクトプラズム
という噂も)
大根のしっぽの辛いところにぴったりだぞ!

4月23日

昨日、花園町のミスタードーナツそばにあった超1等地のかなりいい物件をしぶしぶ見送って、今日は血なまこ(血まなこだろーが)でそれより越える物件をあっちこっちに探していた。

そしたら明らかに越える物件が1軒目の不動産屋であっさりと見つかったのである。そのあっさりさは山越のうどんだし並である。

手頃な安さと広さ、しかも国道から見えて路駐がバンバンなのだ。これやな。直感ですぐに不動産屋に連絡を入れた。
 

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